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不慮の事故を未然に防ぐために遊具は特に安全に配慮した設計を行わなければなりません。
子どもの胴体がすり抜けて、頭がぬけなくなる方法や、上向きに突き出した部材の間隔、格子のサイズや上向きのV字部分など、身体や衣服が引っ掛かり、抜けなくなることで 挟まれる事故が発生します。遊具のあらゆる設計において、この挟み込みが起こりうる箇所を徹底的になくす必要があります。
不意の転落を防止するために、一定の高さ以上のデッキにはその高さに応じた手摺や防護柵など転落防止のための措置を講じる必要があります。
すべり台は重力により身体の自由がきかなくなる遊具で、万が一引っ掛かりや挟み込みが起きると、首つりなどの重大な事故につながる非常に危険性の高い遊具です。滑走口では確実な着座姿勢を取らせるようにセーフティバーを設け、挟み込みのないようにフードや側壁の設計には十分な注意が必要です。また、不意な乗り出しによる落下を防止するために、側壁の高さが十分に確保されていなければなりません。
ブランコ座面などの揺動部材は、衝突に対しての安全性に特に配慮する必要があります。質量があり、角のある座面、裏面にボルトの突起がある座面などは大変危険です。 表面をゴムで覆い、衝撃に対しての緩衝機構を設けるなどの安全配慮が必要です。
耐衝撃ブランコシート(バンパーシート)
突起のない丸みを帯びたデザイン
突起は、目や耳に刺さったり、衣服や紐の引っ掛かりを招く危険な要素です。特に上向きの突起はフードや衣服の引っ掛かりを招く危険性をはらんでいます。遊具の設計は全体に面取りを行い、ボルトの頭など角がなく、ぶつかっても安全で、紐などの引っ掛かりのないように、先端部分は丸みを持った形状としなければなりません。
セーフティキャップ
遊具は長年にわたり子どもたちの遊びを支えます。寸法や形状の点で安全に配慮が行われていても、使用中に遊具が壊れてしまったのでは意味がありません。遊具の部材は、腐食に強く、耐久性に優れた、品質のよい部材を使用し、必要に応じて強度試験を行い、設計に忠実な信頼のある製造や施工が行われなければなりません。また、いたずら防止のための配慮を行う必要があります。
個々の遊具を配置する場合、必要な安全領域を確保することが大切です。大きな動きを伴うブランコなどの遊具、すべり台の出口などには特に注意が必要です。また、遊具で遊ぶエリアとボール遊びやかけっこなどの運動をするエリアは分離する必要があります。
安全領域は、落下高さが600mmを超える場合、遊具の外形からあらゆる方向に1800mm以上確保し、落下高さが600mm以下の場合は、遊具の外形からあらゆる方向に1500mm以上確保します。安全領域内には遊具本体を除き、衝突の危険となるような障害物や、つまづきなどの要因となるような異物があってはなりません。ブランコやすべり台の出口など動作の大きな遊具はさらに個別の領域設定が必要です。
安全領域は、落下高さが600mmを超える場合、遊具の外形からあらゆる方向に1800mm以上確保し、落下高さが600mm以下の場合は、遊具の外形からあらゆる方向に1500mm以上確保します。安全領域内には遊具本体を除き、衝突の危険となるような障害物や、つまづきなどの要因となるような異物があってはなりません。ブランコやすべり台の出口など動作の大きな遊具はさらに個別の領域設定が必要です。
万一の落下に備えて、遊具の安全領域には適当な衝撃吸収性能を持つ床材を敷設する必要があります。子どもたちの遊びの中で地面への直接落下が予測される最高部位の高さをその遊具の「落下高さ」として、落下高さに応じた衝撃吸収床材を敷設する必要があります。衝撃吸収床材としては砂やウッドチップ、ゴム製のセーフティマットなどがありますが、落下高さに応じて適切な緩衝性能「臨界高さ」を有するものを選定しなければなりません。









