ギグワーカーの意味とは?職種や年収とデメリットの労災や保険の面からも解説!

こんにちは!あさぎです。

最近ではギグワーカーという働き方をする人が、若者を中心に増加しています。

ギグワーカーって一体どんな働き方なんでしょうか?言葉をぱっとみただけでは分かりづらいですよね。

今回は、新しい働き方のギグワーカーのメリットやデメリットなどを調べました!

他にもギグワーカーになる前に絶対に知っておきたい、保険面のお話や気になる年収などがありますのでぜひ読んでみてくださいね!

目次

ギグワーカーとは?ギグの意味は何?

ギグワーカーとは、インターネットを通じて、単発で仕事を請け負う労働者のことです。

ギグワーカーの「ギグ」の言葉の由来は、ロックミュージシャンなどが一晩限りの契約でライブ演奏に参加することからきています。

本来は、特に職種は問わず、単発(日雇い)または短い期間の仕事を示す言葉でもありますが、語源については正確に分かっていません。

今後は時間や場所が自由に選択できる、ギグワーカーとして仕事をする人がたくさん増えていくと予想されます。

日本でギグワーカーの人数はどのくらい?

最近になって日本に浸透し始めたギグワーカーですが、日本ではどの位いるのでしょうか?

ネット上で調べてみましたが、具体的な数字を探すことはできませんでした。

その代わり、業務委託で仕事をする広義のフリーランスのデータを抜粋しました。

日本における副業・兼業を含む業務委託で仕事をする広義のフリーランスの調査(ランサーズ)

2015年 913万人 → 2019年 1090万人(19%増加)

労働人口比率としては、17%と増加傾向になっています。

2030年にはシニア世代の働き方として、3人に1人がギグワーカーとして働いている!なんてこともありそうです!

ギグワーカーとフリーランスの違い

時間や場所が自由に選択できる仕事といえば、フリーランスという働き方もありますよね。

フリーランスは、会社に所属せず、単発で仕事を受注することができますが、ギグワーカーとは定義が少し違ってきますので、解説しますね!

  • 【フリーランス】
  • 案件単位で仕事を請け負うので、仕事が長期間に及ぶこともある

HP作成やアプリ開発などは、依頼主と修正なども含み、案件を終わらせるまでが仕事です。

  • 【ギグワーカー】
  • 空いているスキマ時間に働く、1回限りの仕事

ギグワーカーの仕事は、依頼主から部分的な作業を請負うのが特徴です。

仕事内容で例えると、荷物を運ぶ、家事を代行する、料理を運ぶ、などです。

フリーランスは、案件単位で仕事を請け負うので、契約が長期に及ぶことがあります。

ギグワーカーの方が、空いた時間だけ仕事したい、というスタイルが取れるのでより自由度が上がります。

ギグワーカーのデメリット

ギグワーカーは、「会社に時間や場所を縛られず自由に働くことができる!」という面がピックアップされます。

しかしデメリットを心配する声もたくさん上がっています。

ギグワーカーは、デメリットが多いとする意見をSNSより抜粋しました。

  • 稼げるかどうかは自己責任
  • 使い捨ての廉価な労働力
  • 時間や働き方は自由になるけれど、失業保険、労災、企業の健保、厚生年金もない。最低賃金も保証なし

ギグワーカーのデメリットは、

  • 労災や保険がない
  • 社会的地位が低い傾向にある

主にこの2つが問題として声が上がっています。

ギグワーカーは、会社との雇用関係はなく、個人事業主として契約することになります。

あくまで個人事業主であって、労働者として見なされません。

ギグワーカーは、長時間労働や割増賃金規制など労働法の対象外に置かれてしまいます。

労災となる仕事中の事故でも、依頼主から保険はおりず、収入減のリスクは自分で責任を取らなければなりません。

Uber Earts(ウーバーイーツ)を具体例にすると、仕事を取ろうと思っていても、ライバルに取られてしまったり、注文がない場合は、待機していも最低賃金の保証はありません。

長時間働くことができれば、収入が増える可能性がありますが、逆に仕事ができない状況になってしまった場合の保証が何もありません。

こうした不安定なギグワーカーの雇用形態を守っていこう!という声も上がっています。

Uber Earts(ウーバーイーツ)配達パートナーの人たちは、2019年10月に処遇改善を求めて労働組合「ウーバーイーツユニオン」を結成しています。

現在はユニオンを通して、配達パートナ−が守られるよう交渉している最中です。

ギグワーカーの働き方を保証するには、組合だけでなく国の法律でも定める必要となってきます。

アメリカのカリフォルニア州では、ギグワーカーを守るための法律が2020年3月に可決されました。


しかし雇用関係を結ぶと、自分の好きな時間で働くことができなくなるデメリットがあります。

守られると自分から自由に働くスタイルが奪われるので、難しいところですね。

今後は日本でもギグワーカーの生活の保証について議論が活発になると考えられます。

ギグワーカーのメリット

ギグワーカーのメリットをSNSより抜粋しました。

  • フリーランスとは違くて、働きたい時に場所問わずに自由に働くスタイルかな。
  • 新しい働き方の選択肢になっていったらいいなあ
  • ハコベルでD館の案件がめっちゃ出てる!これからフードデリバリーの需要が増えそう!

ギグワークのメリットは、なんといっても働きたい時に自由に働くことができるところです。

さらに労働法もないので、長時間働いても問題ありません。

働いて稼いだだけ自分の収入にすることができます。(もちろん税金がありますが)

育児や介護などで、時間に制約がある人にとっても、とても働きやすいスタイルですね!

私自身もブロガーとして自分の好きな時間に働いているので、今のところギグワーカーのメリットを多く感じています。

ギグワーカーはどんな職種がある?

ギグワーカーには、どんな職種や仕事内容なのか一部をご紹介します。

  • 民泊…個人の部屋をシェアする
  • フードデリバリーサービス…飲食店から料理を受け取って、注文者に配達を行う
  • 貨物(荷物)配送サービス…企業や個人から頼まれた荷物を指定の場所へ運ぶ
  • 飲食店での接客業…人手が足りない飲食店のサポートをする
  • スキルシェア…個人のスキルやノウハウを提供する
  • アンケートモニター…企業からのアンケートに答える
  • 覆面調査…飲食店やエステのサービスや、商品の品質を調査してレポートで提出する

民泊では、Airbnb(エアビーアンドビー)、フートデリバリーサービス(Uber Earts)などが有名ですね。

どちらも海外の会社で、既に欧米ではギグワーカーの働きかたが浸透しています。

ピックゴ−では、4月27日から「24時間買い物代行サービス」を実施しています。

働きたい人に取っては、たくさん掛け持ちすることで、正社員以上に稼げる可能性もあります。

インターネット上で完結する仕事は、好きな時間に在宅で働くことができ、メリット大きいです。

しかし実働時間や待機時間の割に、最低賃金に見合わないこともあるので注意してくださいね。

→(2020年)ギグワークが探せるアプリおすすめ6選はこちら

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ギグワーカーは年収1000万円も可能!

ギグワーカーの年収ってどの位あるのでしょうか?

インターネット上で調査したところ、アメリカではギグワーカーの40%が約1090万円以上稼いでいるとか!!

これはかなりびっくりしました!

これだけの年収を稼ぐためには、もちろん大手企業と契約する、専門的なスキルがある、などが必要になってきます。

ちなみに日本は、平均310〜405万円という情報があります。

日本でも専門的なスキルや技術があれば、継続して仕事をすることができますし、単価をあげていくこともできるでしょう。

ギグワーカーは単発の仕事ではありますが、職種によってはたくさん稼ぐことができる可能性のある働き方です。

まとめ

ギグワーカーとは、インターネットを通じて、単発で仕事を請け負う労働者のことです。

メリット

  • 自分の好きな時間に働くことができる
  • たくさん働くことができる

デメリット

  • 労働法で守られていない
  • 稼げるかどうか自己責任
  • 収入が不安定

会社とは雇用関係になく、個人事業主として契約をすることになります。

怪我などで働けなくなってしまった場合は、保証がないため収入が途絶えてしまう場合があるのがデメリットです。

もしもデメリットが心配な方は、労災保険も受けられる直接雇用の単発バイトがおすすめです!

→すぐに働けて稼げる!単発バイトのおすすめサイト6選はこちら

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もちろんギグワーカーのメリットを活かして、たくさん働くことでスキルを身に付け企業と契約することができれば、高い年収を稼ぐことができる可能性がありますよ。

今後はギグワーカーとして働きながら、生活費が安く住む地方で暮らす人が増えるのではないでしょうか。

自由に働けるメリットが大きいですが、デメリットも考えつつ、柔軟に働き方として取り入れていきたいですね!

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